サニブラウン選手が9秒99で優勝。日本人選手として2人目の9秒台(動画)

フロリダ大学を拠点に2020年の東京オリンピックを目指しています。
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レース後、取材に応じるサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)=4月27日、アメリカ・フロリダ州ゲインズビル
時事通信社

陸上男子短距離のサニブラウン・ハキーム選手が5月11日、アメリカの大会の男子100メートルで9秒99をマークして優勝した。サニブラウン選手が在籍するフロリダ大学の陸上部が発表した

■東京オリンピックの出場資格の一つを突破

現在20歳のサニブラウン選手は、ガーナ出身の父親と日本人の母親の間に生まれた。フロリダ大学を拠点に2020年の東京オリンピックを目指している。

11日は、アーカンソー州フェイエットビルで開かれた大学南東地区選手権で男子100メートルの決勝に出場。力強い走りで他の選手を抜き去り、中盤でトップに立ち、そのまま優勝した。

日刊スポーツによると、日本人選手の9秒台は、2017年9月に桐生祥秀選手が9秒98の日本新記録を出して以来2人目。

東京オリンピックの出場資格の一つである参加標準記録(10秒05)を突破したという。

■サニブラウン選手が9秒99で優勝した際の動画