ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録される見通しとなった群馬県の富岡製糸場(群馬県富岡市)。登録されれば国内で18件目の世界遺産となり、日本の近代化を支えた産業遺産としては初めての登録となる。
大型連休最終日を迎えた5月6日も、富岡製糸場には大勢の観光客が訪れた。市は4月26日から連休中の見学者数が過去最多の計5万600人だったと発表した。2013年の人出は約1万7000人だった。
ちなみに富岡製糸場は、経済産業省が指定する「近代化産業遺産」でもある。これは、産業近代化の過程を知ることができる建物施設や機械装置などを指定し、地域活性と遺産の保存につなげるためのものだ。
全国で1115件が指定されているが、その中からいくつか、画像で紹介しよう。
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