「2位でも満足」
平昌冬季オリンピックのスピードスケート女子500メートル。銀メダルを獲得した韓国の李相花(イ・サンファ)は2月19日、優勝した日本の小平奈緒と笑顔で肩を寄せ合う写真をInstagramに投稿し、ファンに感謝の思いを伝えた。
「氷速女帝」と称される李は、バンクーバーとソチに続いてオリンピック3連覇を狙ったが、小平に及ばず2位だった。
順位が確定した直後、涙を流す李を小平が抱きしめる姿に感動の声が上がっていたが、李が投稿したのは、ふたりが笑顔で微笑み合う写真だった。
李は、「私は本当にがんばって、長い道のりにもよく耐えた。2位でも満足だし、今も上位にいるということだけでも、とてもうれしく、良い思い出になりそう」とし、「応援と歓声、心から感謝します」とつづった。
試合後、「ひざの負傷後、レースの感覚を失い、取り戻すのに1年半かかった。だけど、やっと終わった」とコメントしていた。
極度のプレッシャーを乗り越え、「お互い誇らしい存在だ」と語り合ったふたり。ファンからは、「12年間に世界のトップにいることは偉大です」「本当におつかれさまでした」などの声が寄せられている。