2015年11月のパリ同時多発テロの実行犯の1人として国際手配されていたサラ・アブデスラム容疑者が3月18日、ベルギーの首都ブリュッセルで逮捕された。ハフポスト・フランス版などが報じた。
ベルギーの捜査当局に拘束された瞬間のアブデスラム容疑者
産経ニュースは、アブデスラム容疑者はテロの実行犯グループ10人のうち唯一の生存者と報じている。ベルギー生まれのモロッコ系フランス人で、同時テロ事件の犯行に使用された車をベルギー国内で借りるなどテロの準備に関わった疑いなどが持たれているという。
ベルギーのミッシェル首相は18日、今回の拘束について「憎むべき過激主義に対する民主主義の極めて重要な勝利だ」と述べた。フランスのオランド大統領は「これは勝利だが、テロとの戦いは終わってない」と語り、アブデスラム容疑者の身柄引き渡しを受け、捜査を進める意向を示したという。
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