日本維新の会の石原慎太郎・共同代表は、9月29日に投開票が行われる大阪府の堺市長選で大阪維新の会の公認候補が敗れた場合でも、橋下徹・共同代表を辞めさせないと話した。MSN産経ニュースが次のように報じている。
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は26日、産経新聞社のインタビューに応じ、29日投開票の堺市長選で維新傘下の地域政党「大阪維新の会」の公認候補が敗れた場合、橋下徹共同代表が辞任する可能性があるとの見方を示した。その際は「絶対に辞めさせない。『辞める』と言ったら政治に嫌気が差したと取られかねない」と慰留する考えを示した。
(MSN産経ニュース「「堺市長選敗れても、橋下氏は絶対辞めさせない」石原・維新共同代表がインタビューで表明」より。 2013/09/26 19:39)
堺市長選には現職の竹山修身市長と、橋下氏が率いる地域政党「大阪維新の会」の西林克敏・元市議が立候補を表明しているが、橋下氏は9月24日に、西林候補の戦いについて「大変厳しい」と苦戦を認めている。
松井一郎大阪府知事も石原氏と同様、堺市挑戦でやめても橋下氏は辞めないと考えているようだ。松井知事は27日、「一つ一つの選挙で、自分たちの責任を放棄するようなことはしない」と述べ、大阪都構想に引き続き取り組む考えを強調している。
石原氏や松井知事の発言を受けて、インターネットでは、「早々の負け宣言」との声も上がっている。
堺市は、「大阪都構想」の成否占う選挙と言われており、維新の会や橋下氏にとっても正念場である。しかし、橋下氏の「争点あやまった」との発言や、石原氏、松井知事の発言は、選挙にも影響を及ぼしそうだとする見方もある。
党運営がめちゃくちゃと指摘する声もあった。
堺市長選の結果で橋下氏の進退を決めるべきだろうか。あなたの考えをお寄せ下さい。
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