堺雅人、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」主演に決定

NHKは18日、2016年度の大河ドラマ『真田丸』(三谷幸喜脚本)の主演に俳優の堺雅人を起用したことを公式サイトで発表した。
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時事通信社

NHKは18日、2016年度の大河ドラマ『真田丸』(三谷幸喜脚本)の主演に俳優の堺雅人を起用したことを公式サイトで発表した。戦国時代屈指の英雄として知られる人気武将・真田信繁(真田幸村)を演じる堺は、「いまはまず、なによりも、三谷幸喜さんの脚本をたのしみにしています」と期待を寄せ、「皆さまとともに戦国時代を旅することを心待ちにしています」とコメントしている。

物語は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した真田が、天下を争う大名たちに翻弄されながらも、知恵を頼りに生き抜き、江戸幕府に追い込まれた豊臣家のために果敢に戦う姿を描く。

堺は、自身が演じる真田について「49年の生涯のうち、さいごの1年間に人生の輝きのほとんどが集中しているイメージをもっています」といい、「『真田幸村』としてこれだけ有名な人物にもかかわらず、大坂城攻防戦以外の、大部分の時間が歴史にうもれていている気がするのです」と持論を展開。

さらに、「逆にいえば、それだけ想像の余地があるわけで、その空白の時間を三谷さんがどう描くのか、どんな新しい人物像がうまれるのか、たのしみで仕方がありません」と期待を寄せている。

三谷と堺が大河で手を組むのは、SMAP香取慎吾主演の『新選組!』(2004年)以来、12年ぶり2度目。堺が大河に出演するのは、『新選組!』、『篤姫』(2008年)に続き3度目となる。

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