『流星ワゴン』西島秀俊、父親役の香川照之にどんな反応を見せた?

西島秀俊、香川照之が親子を演じる『流星ワゴン』がドラマ化され、1月よりTBS系日曜劇場で放送される。
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TBS ホームページより

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西島秀俊、香川照之と“親子役”にびっくり 『流星ワゴン』連ドラ化

西島秀俊、香川照之、井川遥、吉岡秀隆らの出演で、直木賞作家・重松清氏のベストセラー小説『流星ワゴン』が連続ドラマ化され、1月よりTBS系日曜劇場(毎週日曜 後9:00、初回は拡大版)で放送されることが25日、わかった。同局系ドラマ『MOZU』での共演も記憶にあたらしい西島と香川だが、新作では長年の確執を抱えた子と父をそれぞれ演じる。「香川さんが僕の父親役とは…」と西島もびっくりだ。

西島が演じる同ドラマの主人公・永田一雄は、会社ではリストラにあい、妻の美代子(井川)からは離婚を切り出され、息子・広樹(横山幸汰)の家庭内暴力に悩んでいる、まさに崖っぷちに追い込まれていた。そんな時、突如、目の前に現れたワインカラーのワゴンカー。乗っていたのは運転手の橋本義明(吉岡)とその息子・健太(高木星来)だった。さらに、自分と同い年の父親・忠雄(香川)が現れる。行き先は、一雄の人生にとって大切な分岐点。後悔の人生をやり直すためのドライブが始まる。

加えて、一雄の母・永田澄江役に倍賞美津子、妹・永田智子役に市川実和子、ほかに高橋洋、入江甚儀らの出演が決定。西島は「素晴らしい共演者の方々とのドラマは、出演する側の自分がワクワクさせられています。常に高みを目指す最高のスタッフと、全身全霊を込めて撮影をしている毎日です」と近況を語った。

また、物語について西島が「21世紀の日本が舞台の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はどんな物語になるのか」と例えると、香川もこれに乗じて意気込みを語る。

「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を知らない10代20代の若者に、タイトルだけは知ってますという30代の諸君に、それこそが青春の思い出だった40代50代のあなたに、そして親子三代の絆に追憶を感じる60代以上の親御さんたちに…。今後、私が二度と人生で経験しないであろう『西島さんと親子、倍賞さんと夫婦』という衝撃のキャスティングで送るこの全身全霊のファンタジーで、新年からがっつりと感動していだきたく思っています」(香川)。

同ドラマの中で西島と香川は、現実の親子でも友人でもない、同じくらいの立場にいる朋輩(ほうばい)という間柄を演じる。伊與田英徳プロデューサーは「西島さんと香川さんの変な親子の朋輩コンビは絶妙」と太鼓判。日曜劇場では、2013年1月期に重松氏原作の『とんび』を映像化し視聴者の涙を誘ったが、「一度壊れた夫婦関係や親子関係は果たして再生できるのか、現代の家族が抱える問題を、不思議な旅をしながら解決していく家族愛の物語です。日曜日の夜に、ご家族で観て頂ける心温まるドラマにしたい」と意気込んでいる。

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