ロシア内務省国内軍によるダフト・パンクのカバーが衝撃

今年の夏は、どこへ行ってもダフト・パンクの「Get Lucky」が流れていたが、そろそろ忘れていた人もいるかもしれない。
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今年の夏は、どこへ行ってもダフト・パンクの「Get Lucky」が流れていたが、そろそろ忘れていた人もいるかもしれない。

そんなあなたに、ロシア内務省国内軍の合唱団による別バージョンをお届けしよう。

11月10日(現地時間)にクレムリンで開催されたコンサートに向けた事前練習では、P. diddy(ショーン・コムズ)の楽曲を元気良く高らかに歌いあげて笑いを誘ったり、スモークがたかれたり、「上半身だけのダンス」までついたようだ。とはいえ、そんな姿にだまされてはいけない。彼らはみな、美しいファルセットを発する、プロ並みの歌唱力を誇る面々なのだ。

ロシアから届けられる意外なカバーソングがもっと聴きたい方は、サンクトペテルブルクのロシア軍兵士がカバーした、アデルの「Skyfall」を聴いてほしい(以下の動画)。

※ロシア軍には、軍楽隊と並ぶ軍内部の芸術集団として、軍組織の様々な階層に属し、各地に点在する合唱舞踏団があり、「赤軍合唱団」と総称されている。1928年に創設された有名なアレクサンドロフ・アンサンブルは、現在も世界各地で演奏旅行を行っている。冒頭動画を演奏している内務省軍歌と踊りのアンサンブルは、男声合唱団60名、オーケストラ40名、ダンサー45名、付属の児童アンサンブルに400名が登録する規模で、日本にも2007年に初来日している。

[Katherine Brooks (English) 日本語版:ガリレオ]

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