ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件を巡り、アメリカ国家情報長官室は7月27日、ロシア部隊が自国の領内からウクライナ軍の拠点に向けて砲撃を加えていることを示す証拠だとする衛星写真4枚を公開した。ロシア側はアメリカ側の主張を否定している。時事ドットコムなどが伝えた。
衛星画像は21~26日に撮影された。一連の画像は、ウクライナ領内の同国軍部隊拠点に向けられたロシア領内の自走式迫撃砲や多連装ロケット砲の発射の痕跡のほか、ウクライナ領内での着弾の痕を捉えている。
(時事ドットコム「ロシアの砲撃で証拠画像=米情報当局が公表」より 2014/07/28 00:46)
アメリカはロシアがウクライナ東部の親ロシア派武装勢力へのより強力な武器供与などを懸念しており、写真を公表することでロシアに対する圧力を強めたとみられる。
アメリカ政府は、マレーシア航空機の撃墜事件のあとも、ロシアが親ロシア派に対して重火器を提供するとともに、ロシア領内からの砲撃を続けているとして、さらなる制裁を科すことも視野にロシアへの圧力を強めています。
(NHKニュース「米 “ロシア領内から砲撃”衛星写真公開」より 2014/07/28 04:33)
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