ロシア南部のボルゴグラードで、路線バスの車内で爆発が起き、少なくとも6人が死亡、ロイターの報道によると28人が負傷し、そのうち8人が重体という。女性の自爆テロ犯が路線バスの車内で隠し持っていた爆発物を爆発させたと見られる。
北カフカスの極めて政情が不安定なダゲスタン地方から来た30歳の女性が今回の自爆テロの犯人と見られる。ロシアでは2014年のソチ冬季オリンピックを控え、こうしたテロの恐怖にさらされている。
国営テレビの「ロシア24」によると、目撃者は「大きな爆発音がして窓ガラスがすべて吹き飛びました。すぐに煙が立ちこめて、車内の人々がバスから脱出しようと逃げ出し始めたのを見ました。ゾッとするような光景でした」と話している。
ロシア当局によると、自爆テロ犯は、ドミトリー・ソコロフの妻でナイーダ・アシヤロヴァと見られる。ソコロフは反体制イスラム武装組織を支援してロシア当局と闘争を繰り広げている。
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