「がん」からサロマ湖100kmマラソン、10回完走への挑戦

6月24日に開催されるウルトラマラソンを走ります。
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皆さん、こんにちは。

がん患者さん支援団体「5years」を運営しております大久保淳一です。

※「5years」は、がん経験者の方が5300名(2018年6月時点)を超える「日本最大級」のがん経験者コミュニティになりました。

❏ 2018年・サロマンブルー挑戦

私は、今週の日曜日(6月24日)に開催される第33回サロマ湖100kmウルトラマラソンを走ります。

今年は「サロマンブルー挑戦」の大会です。

※サロマンブルー:サロマ湖100kmウルトラマラソンを、生涯10回完走した鉄人ランナーに与えられる称号で、ゴール地点に足形が飾られます。

この大会は、アールビーズ社(当時、ランナーズ)の代表・橋本治朗氏が、1986年当時、企画し実現した日本初のウルトラマラソンで、30年以上に及ぶ歴史の長い大会です。

❏ サロマ湖100kmウルトラマラソン

サロマ湖は、北海道の道東にありオホーツク海に面した日本で3番目に大きい湖。

この周りを制限時間13時間以内で走り抜く超・長距離マラソン大会がサロマ湖100kmウルトラマラソン。

選手たちは、朝5時に北海道・湧別総合体育館をスタートし、夕方6時までにゴール地点の北見市常呂町スポーツセンターを目指します。

毎年3500人以上の鉄人ランナーたちが、サロマ湖に集まりますが、それでも完走率6割~7割という厳しい大会。

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                          (2007年がん治療中の大久保淳一)

❏ 2007年に「がん」発症

私は、2007年に最終ステージの精巣がんを発症しましたが、それまで4年連続4回完走していました。

しかし、同年「がん」と合併症・間質性肺炎を発症し、5年生存率20%という厳しい闘病を経験します。

献身的なお医者さんたちのサポートにより一命を取り留め、7年後の2013年にサロマ湖100kmマラソンに復帰しました。

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それから5年間連続でこの大会を完走し、今年、「サロマンブルー(10回完走)」に挑戦します。

❏ がん患者さん支援「5years」

一方、2015年に運営を開始した「5years」は、ご登録者(がん患者、がん経験者、ご家族等)が、5300名を超え、名実ともに「日本最大級」の活動になりました。

【5yerasの取り組み】

○ がん経験者たちのプロフィール情報公開(がん治療を終え、元気に社会に戻った人たちの情報提供)

○ がん患者さんたちの交流の場(がんを経験した人たちが、現在治療中の患者さんたちの質問・相談に答え闘病を支える仕組みの提供)

この2つは、11年前のがん闘病当時、私が欲しかった情報ですが、元気になった今、その仕組みを作りたくて運営しています。

この5yearsを社会事業にすべく取り組んでいますが、引き続き寄附金によるご支援を必要としています。

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❏ サロマンブルー挑戦・募金イベント

そこで、今週日曜日(6月24日)に開催されるサロマ湖100kmウルトラマラソン、10回目の参加を機に「サロマンブルー挑戦ファンドレイジング(募金)イベント」として、多くの方からのご支援を仰いでおります。

イベントのサイトはこちら:http://5years.org/donation/fundraising/

元がん患者の「サロマンブルーへの挑戦」と「がん患者さん支援5years」の挑戦を応援して頂けたら嬉しいです。

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大久保淳一 (5years代表)