ラグビー女子、その名は「ゴリ女」。「カープ女子」「セレ女」に続けるか?

ラグビーでも新しい「女子」が誕生しました。
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スポーツでたくさんの女性が応援することがメディアに取り上げられると「~女子」などと呼ばれることがあります。有名なのはプロ野球の広島カープを応援する「カープ女子」。他にもオリックスバファローズは「オリ姫」、サッカーのセレッソ大阪は「セレ女」、大相撲ファンの女性は「スー女」と呼ばれています。

今回、ラグビーでも新しい「女子」が誕生しました。その名は「ゴリ女」。このネーミングはトップリーグの強豪チーム「サントリー」のチーム名から来ています。サントリーの「サン」、太陽の"SUN"と巨人「ゴリアス(GOLIATH)」を合わせた「サンゴリアス」。チームロゴにも「ゴリラ」が描かれています。

そのサンゴリアスを応援する女子「ゴリ女」100人以上が集まったのが、9月19日(土)、秩父宮ラグビー場で行われたプレシーズンリーグ第3戦のコカ・コーラレッドスパークス戦でした。バックスタンドのサンゴリアス応援団席の一角に、ピンクの集団がいました。

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写真提供:Yukiko(DRESS部活 フォト部)

今季、サンゴリアスでは、ラグビーを見たことがない、よく知らない女性でもラグビー観戦に興味を持ってもらえるよう様々な企画を行っており、その一環として今回の「ゴリ女」イベントとなりました。スタンドでは、試合に出ない選手数名が一緒に観戦し、プレーの解説をしました。

やはり、ラグビーは複雑なルールでよくわからないスポーツと言うイメージ。参加したゴリ女からも「選手が教えてくれて楽しく見れた」「ルールが分かるようになるともっと面白いと思う」という意見も出ていました。

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写真提供:Yukiko(DRESS部活 フォト部)

その他にも「野球やサッカーは見るけどラグビーは初めて」「身体がぶつかる音がすごかった。格闘技っぽい」「イベントだったので参加しやすかった」と言った声が上がっていました。試合後にはゴリ女と選手の交流会が実施され、試合に出た選手も順次参加。お姫様抱っこをしてもらう方もいて、大いに盛り上がっていました。

今回の企画は女性誌「DRESS」のフォト部の方も参加。フォト部ではサンゴリアスの練習試合で、プロカメラマンに写真の撮り方を学ぶなど、ゴリ女企画に参加しているそうです。サンゴリアスのスタッフも「選手たちが積極的に手伝ってくれるのでありがたいです。今後も継続してファンを増やす取り組みを続けていきたい」と話していました。

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ワールドカップでは日本代表が「世紀の番狂わせ」と言われる戦いでワールドカップ優勝2回の強豪・南アフリカを撃破。一般メディアも大きく取り上げるなど、日本ラグビーの人気が上昇するチャンスを迎えています。果たして「カープ女子」「セレ女」などに続いて「ゴリ女」も盛り上がるのでしょうか。