【ラグビー・ワールドカップ】日本代表、スコットランドに一時リード奪ったが...(UPDATE)

ラグビーのワールドカップ・イングランド大会に出場している日本代表は9月23日(現地時間)、グロスターで2戦目となるスコットランド戦に臨んだ。
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Japan's captain Michael Leitch, centre, throws the ball during the Rugby World Cup Pool B match between Scotland and Japan at Kingsholm, Gloucester, England, Wednesday, Sept. 23, 2015. (AP Photo/Clint Hughes)
ASSOCIATED PRESS

ラグビーのワールドカップ・イングランド大会に出場している日本代表は9月23日(現地時間)、グロスターで2戦目となるスコットランド戦に臨んだ。地元の大声援を受けるスコットランドを相手に、一時はリードを奪う健闘を見せたが、最後は力負けし、2勝目はならなかった。

開始早々から2本のペナルティーゴール(PG)で0-6とリードされた日本は、前半14分に五郎丸がペナルティーキックをタッチライン間際に蹴り込む美技でチャンスをつくる。ここから押し込んでマフィが中央付近にトライ。五郎丸がコンバージョンゴール(CG)を決めて7-6と逆転した。しかし、レイドローに2本のPGを決められ、7-12と再び逆転を許す。

その後、日本が押し気味に展開し、タッチラインまで迫るが、あと一歩のところで日本のミスから反則を取られ、トライを奪えず、逆に終了間際にスコットランドに逆襲を許す。タッチライン間際まで攻め入った相手を五郎丸が間一髪でタックルで防いだところで、7-12で前半を終えた。

後半早々、マフィが負傷交代。6分に五郎丸がPGを決めて2点差に追い上げるが、8分に左隅にハーディーにトライを奪われた。16分にはディフェンスの一瞬の隙を破られて中央にベネットにトライを決められ、14点差に突き放される。

日本は再び五郎丸のPKからタッチ際のラインアウトを獲得したが、相手ディフェンスを崩せず、逆に24分、展開プレーのパスを奪われてターンオーバーとなり、セイモアに独走を許して決定的なトライを許す。

その後はスコットランドが一方的に押し込む展開となり、立て続けに中央付近にトライを決められ、10-45で敗れた。

日本の勝ち点は4のまま。得失点差でプールBの3位となった。日本の第3戦は10月3日、サモアと対戦する。

【UPDATE】2015/09/24 0:45

スポニチによると、主将のリーチは「相手のプレッシャーと自分たちの細かいミスで流れが変わってしまった」と振り返った。