ラグビー日本代表は10月13日、スコットランドと対戦し、28対21で勝利した。日本は史上初のワールドカップ決勝トーナメント進出を決めた。
1次リーグA組は、アイルランドがすでに決勝トーナメント(ベスト8)進出を決めていたため、日本は残り1枠をかけてスコットランドと争った。
序盤は、スコットランドのパワーに苦しんだ。前半6分、ラッセルがトライを決め先制点を許した。だが前半18分ごろ、抜け出した福岡が、相手のタックルを受け倒れながら、走りこんできた松島に絶妙なパス。そのままトライを決めた。
そこから日本のトライラッシュ。前半26分には、松島の突破から日本はフォローした選手へと細かいパスをつなぎ、最後は稲垣啓太がトライを決めた。さらに前半終了間際の39分には、福岡がトライをもぎ取った。
後半でも日本は勢いを落とさず、後半3分で福岡がトライを獲得。しかしその後、スコットランドの激しい攻撃がつづいた。後半9分、ネルがトライを成功し、フェーガーソンが15分にもトライを獲得。その後も4トライ目を奪おうとスコットランドの反撃が繰り広げられたが、日本が粘り勝ちした。
得点シーンは、以下の通り。
0-5(前半6分):スコットランドのフィン・ラッセルがトライ成功
0-7(前半7分):スコットランドのグレイグ・レイドローがコンバージョンキック成功
5-7(前半18分):日本の松島幸太朗がトライ成功
7-7(前半19分):日本の田村優がコンバージョンキック成功
12-7(前半26分):日本の稲垣啓太がトライ成功
14-7(前半26分):日本の田村優がコンバージョンキック成功
19-7(前半39分):日本の福岡堅樹がトライ成功
21-7(前半41分): 日本の田村優がコンバージョンキック成功
26-7(後半2分):日本の福岡堅樹がトライ成功
28-7(後半3分):日本の田村優がコンバージョンキック成功
28-12(後半9分):スコットランドのウィレム・ネルがトライ成功
28-14(後半10分):スコットランドのグレイグ・レイドローがコンバージョンキック成功
28-19(後半15分):スコットランドのザンダー・フェーガーソンがトライ成功
28-21(後半16分):スコットランドのフィン・ラッセルがコンバージョンキック成功