イギリス王族で初の同性婚。マウントバッテン卿、幸せなツーショットをインスタ投稿

「ついに結婚しました!」

エリザベス女王の親戚、アイバー・マウントバッテン卿(55)が9月24日、同性と結婚したことをInstagramで公表した。

マウントバッテン卿は広義の意味でのイギリス王族メンバー。デイリー・メールによるとパートナーの男性は、3年前にスイスのスキーリゾート地で出会った航空会社勤務のジェームズ・コイルさん。

その後2人は愛を育み、9月22日にイギリス南部のデボン州にある教会で挙式した。

家族や友人ら約60人が祝福し、マウントバッテン卿の前妻や3人の娘も駆けつけた。マウントバッテン卿は前妻に伴われて「バージンロード」を歩き、コイルさんの待つ祭壇へと向かった。

ほかの王室メンバーは出席しなかったものの、親交が深いエドワード王子らから祝電が届いたという。

マウントバッテン卿は9月24日、Instagramにコイルさんとのツーショット写真を投稿。「ついに結婚しました!イギリスの寂しげな天気ではありましたが、素晴らしい日になりました」と記した。この投稿には約2600の「いいね!」がついた。

マウントバッテン卿は2011年、17年間連れ添ってきた前妻と離婚した。だが、10代のころから女性も男性も好きになれることを自覚しており、結婚中も苦しんだという。「(前妻は)理解してくれていて、とても感謝している」とマウントバッテン卿は述べた。

2016年、マウントバッテン卿は王室メンバーとして初めてゲイであることを公表した。デイリー・メールの取材に対し、こう答えた。「10年前に私たちが出会っていたのなら、同性パートナーシップでいいと思っていただろう。でも今は違う。男性同士が結婚するのは合法で許されたことだから」