あなたはどのレベル?縄跳びの「入門〜上級」をレベル分類してみた

日本人なら誰でも経験があるであろうなわとび。今回は、飛べる技の数を基準に、レベル分けしてみました。
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MUNICH, GERMANY - SEPTEMBER 07: Dima, 5, from Syria plays with a skipping rope at a refugee accomodation facility in an exhibition hall on September 7, 2015 in Munich, Germany. German authorities are expecting 10,000 migrants to arrive on trains today, mostly from Hungary via Austria, on top of the approximately 20,000 that have arrived in the last 48 hours. Germany is distributing the migrants across the country and is struggling to register and house them. Many of the migrants are coming from Syria, Afghanistan and Iraq and are reaching western Europe via the Balkans. (Photo by Philipp Guelland/Getty Images)
Philipp Guelland via Getty Images

こんにちはー。

縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

日本にはたくさんの縄跳びの上手な人がいます。

三重跳びができる小学生に、中学生で競技で世界大会に出場する選手。かと思えば小学校ごとで「なわとび大会」も開催されたりしてて、縄跳びの上手さの基準ってけっこう曖昧なんですよね。

そこで今回は独断と偏見で「縄跳びレベル」を五段階で分類してみました。

縄跳びに自信のある方は、ぜひ自分のレベルを調べてみてください。

入門レベル

誰もがここから始まります。まだ縄跳びを始めたばかりの人のレベルです。

できる技数: 5〜10個(前とび、かけあし ...etc)

特 徴 :一回旋二跳躍が多い

入門レベルの特徴は「腕を開いた状態」で跳ぶことです。かけあしとび、ケンケンとび、ジャンケンとびなどが出来ます。でも、交差跳びやあやとびはできません。

またこのレベルでは「一回旋二跳躍*1」をする人がほとんどです。またロープは「紐状」がオススメで、親指を立てる「リモコン持ち」が上達に有効です。

■参考記事:

初心者レベル

このレベルに入ると、一気にできる技が増えます。

できる技数: 10〜30個(交差飛び、あやとび ...etc)

特 徴 :少し複雑な腕の動きができる

ここでは交差飛び、あやとびができる人が増えます。入門レベルで見られた一回旋二跳躍もほとんど見ません。また後ろ回し、サイドスイング*2やかえしとび*3ができる人も。

また急激に上達するため、二重跳びへの憧れが一番強いレベルです。

■参考記事:

中級者レベル

ここまでくると、いよいよ二重跳びが登場してきます。二重跳びはそれだけ難しく、練習に時間が必要なのです。

できる技数: 30個以上(二重跳び、はやぶさ ...etc)

特 徴 :ロープの加減速ができる

体育の代名詞のように言われていますが、二重跳びってけっこう難しいんです。

二重跳びができると身につくのが「ロープの加減速」です。ロープは早く回せばいいってもんじゃありません。どこかで早くし、どこかで遅くする必要がある。この微妙な調節は縄跳び全般において非常に重要な技術で、習得すると一気にできる技が増えるのです。

上級者レベル

このレベルだと学校ではヒーローです。

できる技: 50個以上(三重跳び、三重跳びの変化 ...etc)

特 徴 :自力で技が発想できる

三重跳びをクリアしないで50個の壁を超えるのは至難の業。というのも、三重跳びができると一気に技の個数が増やせるんです。たとえば交差の位置を移動するだけで、10個ぐらいは簡単に技が作れます。サイドスイング、後ろなんかも含めればあっという間に50個クリアできるでしょう。

違う言い方をすれば、自力で技を発想できるようになるレベルとも言えます。

またフリースタイルなわとびの代表格ともいえる「TJ」ができるのもこの辺のレベルです。

■関連記事:

おまけ:競技者レベル

上級者レベルと技術的な差はほとんどありません。でも「おまけ」として競技者レベルというのも作りました。

できる技: 50個以上(三重跳び、三重跳びの変化 ...etc)

特 徴 :技の組み合わせができる

技の個数は同じです。このレベルでは発想次第でいくらでも増やせるので、個数にあまり意味が無いんですよ。

上級者の中でも競技者レベルに行ける人はができるかです。個別技を連続するのではなく、違う技を組み合わせて跳ぶことができるのが競技者です。

これが言うより難しくて、たとえば「前とび→二重跳び→交差とび」のような組み合わせを跳んでみてください。個別にはできても、連続で組み合わせると結構できない。

競技者レベルの人は、このが優れているのです。

おわりに

いかがでしたか?

今回は「出来る技の個数」を軸にして縄跳びのレベル分けをしてみました。よく縄跳びは回数で測られがちですが、こんな見方もあります。

回数が出来るのも熟練度が上がるので大切です。しかし「応用が利く」という意味で多種類の技が出来る方が、縄跳びが上手と言えるのです。

*2:ロープを体の側面で回す

*3:サイドスイングの特殊な回し方

(2015年10月25日 「なわとび1本で何でもできるのだ」より転載)