ウクライナとルーマニアの国境に架かる橋に、無数のぬいぐるみが並べられた。それはロシア軍の侵攻を受けて避難するウクライナの子ども達へのルーマニアの人々からのプレゼントだった。子どもたちは好きなぬいぐるみを手にとってルーマニアに入国できるという。「これは素敵」「楽しい気分で入国できる」と反響が広がっている。
この橋があるのは、ルーマニア北部のシゲトゥ・マルマツィエイという街だ。当地のルーマニア国境警備隊のFacebookが3月16日、ぬいぐるみを置いた国境の橋の写真を投稿した。
現地ニュースサイト「ルーマニアインサイダー」によると、このFacebookには「ルーマニアへの入国時、ウクライナからきた子供たちが手に取れるように、市民や国境警備隊、そしてボランティアの人たちがぬいぐるみを橋の縁に置きました」とメッセージが添えられているという。