ローリングストーン誌、ボストン爆破事件のツァルナエフ容疑者を表紙に

ボストン爆破事件のジョハール・ツァルナエフ容疑者が、8月3日号の『ローリングストーン』誌の表紙を飾ることになる。表紙はボサボサの髪にアゴ髭のツァルナエフ容疑者のセルフポートレートで、「爆破犯」とだけ説明され、「前途有望で人気のある学生が、どうして家族に見捨てられ、イスラム過激派になり、そしてモンスターに変わったのか」と続けている。特集記事は『ローリングストーン』誌の寄稿編集者ジャネット・レイトマン氏により、2カ月間の経緯について記されている。
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ボストン爆破事件のジョハール・ツァルナエフ容疑者が、8月3日号の『ローリングストーン』誌の表紙を飾ることになる。

表紙はボサボサの髪にアゴ髭のツァルナエフ容疑者のセルフポートレートで、「爆破犯」とだけ説明され、「前途有望で人気のある学生が、どうして家族に見捨てられ、イスラム過激派になり、そしてモンスターに変わったのか」と続けている。特集記事は『ローリングストーン』誌の寄稿編集者ジャネット・レイトマン氏により、2カ月間の経緯について記されている。

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実のところ、同じ写真は4月15日のボストンマラソン爆破事件以来、他の出版物でも使用されている。ジョハール容疑者は、この事件を兄のタメルラン容疑者と共犯で実行したことで告訴されている。この写真は5月の『ニューヨークタイムズ』の表紙にさえ使用された。しかし、通常ロックスターや俳優の写真が使用される『ローリングストーン』誌の表紙にツァルナエフ容疑者が使われることについて、 TwitterFacebookでは激しい怒りの声が上がっている。多くの人たちは、ツァルナエフ容疑者を美化しているとみなし、これに異議を唱えている。

Think Progressのチーフィエディター Judd Legum氏のツイートでは、1991年にドアーズのジム・モリソンの表紙飾ったものと比較している。

『ローリングストーン』誌が悪名高い人物を、「魅力的な」スタイルと捉えられかねない同誌の表紙に使用するのはこれが初めてではない。The AwlのChoire Sicha 氏がTwitterで指摘しているように、『ローリングストーン』誌は1970年6月に、ストイックに見えるのチャールズ・マンソンの写真を表紙に使用している。

ツァルナエフ容疑者は、現在マサチューセッツ州の連邦刑務所に収監され保釈は認められていない。同容疑者は先週、爆破に関わる30の罪について無実を主張した。

[(English) Translated by Gengo]

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