ロバート秋山、テレ東ドラマで1人10役に挑戦 初の単独主演で前代未聞の演じ分け
お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が、テレビ東京系ドラマ『黒い十人の秋山』で1人10役に挑戦することが9日、わかった。オペラ歌手、美人秘書、外国人画家など老若男女を問わない秋山にしかできない演じ分けを行う。
嵐の影響で世界的オペラ歌手のディナーショーが延期となった離島のホテルで起きた1件の殺人事件。停電の間に宿泊棟に出入りした犯人の可能性があるのは宿泊客の10人に限られ...。ありきたりな設定だが、容疑者は全員、秋山。異色の物語となっている。
架空のクリエイターに扮する「クリエイターズ・ファイル」で人気を博している秋山は「初めて台本を頂いて読んだ時、謎解きサスペンスでハラハラして面白いと思いました。ストーリー自体楽しんでもらえる話になっていると思います」と印象を明かし「僕はもちろん頑張りますが、カツラ業者さん、メイクさん、スタイリストさんにもかなりの負担がかかると思いますので頑張ってください(笑)」と周囲へエールを送った。
テレビ東京の濱谷晃一プロデューサーは「クリエイターズ・ファイルの秋山さんが大好きで、容疑者が全員秋山さんだったら面白いな...と、ただその一点で企画しました。企画書の表紙だけ編成に見せたら、まさかの『やろう!』という返事が...。テレビ東京っておかしな会社だと思いました」とコメント。
「企画はぶっ飛んでいますが、内容は本格ミステリーを目指しています。監督も敬愛する筧昌也監督なので、とてもかっこいい映像になるのではないかと思います。そんな本格ミステリーの容疑者をすべて秋山さんが熱演してたらと思うと...。そのギャップに今からワクワクしています」と胸を弾ませた。
放送は今年の年末を予定している。
■秋山の役柄は以下の通り
容疑者1
冴島響一郎...オペラ歌手。世界的に有名なオペラ歌手。ホテルでディナーショーを行う予定だった。
容疑者2
戻川茜...美人秘書。被害者の本庄一朗の秘書。死体の第一発見者。
容疑者3
パトリック・ベイカー...外国人画家。イカをモチーフにした絵を描く幻想的な画家。今回、日本の海を描くため来日。
容疑者4
神取忠...建設会社社長。声が大きく話が長い。何かとうさんくさい。
容疑者5
財津隆也...美容整形外科医。日本の美容整形外科の第一人者。かなりの資産家でもある。
容疑者6
赤羽ヒデト...サーファー。人の相談に乗りたがる兄貴肌。波乗り目的で離島を訪れた。
容疑者7
犬塚聡子...プロゴルファー。世界の賞レースで活躍するゴルファー。ファッションはピンクが好き。
容疑者8
リシエル...ファッションモデル。雑誌「PIN-PIN」専属モデル。マタニティ・ヌードが話題になった。
容疑者9
村田安夫...猫を飼う男。カートにたくさんの猫を入れて街を徘徊する謎の男。
容疑者10
YOKO FUCHIGAMI...トータル・ファッション・アドバイザー。世界的トータル・ファッション・アドバイザーであり、YOKO FUCHIGAMIデザイナー。今回ホテルのディナーショーの演出を担当する。
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