リオデジャネイロ・オリンピック第14日目の8月18日、レスリング女子63キロ級の川井梨紗子(21)が五輪初出場ながら金メダルを獲得した。
川井は石川県出身の21歳、至学館大に所属。決勝でマリヤ・ママシュク(ベラルーシ)と対戦。4-0で圧倒し、金メダルを勝ちとった。
試合終了直後、川井は恩師である栄和人チームリーダー(至学館大レスリング部監督)を豪快にマットへ投げ飛ばし、喜びを表現。そして、栄氏を肩車しマットを凱旋した。
試合終了後、川井は次のように話した。
(2位だった2015年の)世界選手権の決勝では、決勝(の舞台)に上がれたことがうれしくて、舞い上がっちゃった部分があるんですけど、今回その雪辱は大きい舞台じゃないと晴らせないと思った。
絶対勝つっていう気持ちで前日の3人(登坂、伊調、土性)が金メダルを取ったので、そのメダルを見て余計自分も欲しいなと思った。
絶対に金メダル持って帰るっていう気持ちで(マットに)上がりました。これが、自分が教えてもらったレスリングです
川井の金メダル獲得でレスリング女子は金4つ銀1つ、合計5つのメダル獲得となった。
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