滋賀県彦根市で地元のJAが11月13日に開いたおにぎりの早食い競争で、参加した同県甲良町の男性(28)が、おにぎりを喉に詰まらせて救急搬送され、3日後に死亡した。毎日新聞などが22日に報じた。
JA東びわこによると、早食い競争は5個のおにぎりを用意して3分以内に食べた量や食べ終わるまでの時間を競った。1位に近江牛1キロ、2、3位には同500グラムの賞品を用意し、15人が参加。男性は5個目を口に入れ終わった後に倒れ、救急搬送されたが、意識が戻らないまま16日に病院で亡くなった。(中略)
JA東びわこは13日に午後からのイベントを中止し、ホームページにおわびを掲載。取材に対し「お茶を用意するなど安全に気をつけたが、事故が起こり残念。今後このようなことがないようにしたい」としている。
(おにぎり早食い:喉に詰まらせ男性死亡 滋賀のイベントで - 毎日新聞より 2016/11/22 10:16)
早食い競争は、県特産の近江米など地元農産物をPRする「第20回ふれあいフェスティバル」のイベントの一つとして開かれた。
JA東びわこは「アクシデントが発生し、午後からのキャラクターショー、ビンゴゲームなどを中止とさせていただきました。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしまして深くお詫び申し上げます」とする「お詫び」を14日付でサイト上に掲載した。
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