引退した盲導犬、初めて穴掘りに目覚める 「今まで出来なかったことを、たくさんやってね」

「元盲導犬が10歳になって、初めて穴掘りに目覚めた」との投稿に温かい声。

TwitterユーザーのAnon612985さんが、11月2日に投稿した画像が話題だ。画像には、仕事を引退した元盲導犬が、10歳になって穴堀りをしたという姿が写されていた。

日本盲導犬協会の公式サイトによると、盲導犬は生後1歳から訓練を開始。訓練を経て、10歳前後で引退するまで目の不自由な人とともに過ごす。アメリカの盲導犬協会「Guide Dogs for the Blind」によると、現役の盲導犬も、ハーネスを装着していない時は普通のペットと同様に扱われるという。ただし、安全のため、特定のおもちゃでしか遊ぶことを許されないなど、普通のペットのように自由さが少ない面もある。

盲導犬の平均寿命は12歳12か月(12歳11か月以上、12か月未満)とされており、引退する10歳は人間で言うと60歳くらい。引退時に、他の犬に仕事を奪われた生活も、大きなストレスになるという。

Anon612985さんの投稿には、「本当にご苦労様でした」「今まで出来なかったこと沢山やってね」「温かい気持ちになりました」などのコメントが相次ぎ、3日午後2時半現在で1000回以上、お気に入り登録されている。

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