蓮舫氏、都知事選は出馬見送りか 「私のガラスの天井は国政にある」

民進党の蓮舫代表代行は6月18日、東京都知事選への立候補に否定的な考えを示唆した。
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時事通信社

民進党の蓮舫代表代行は6月18日、東京都知事選への立候補に否定的な考えを示唆した。共同通信などは「都知事選見送り」と報じている。

朝日新聞デジタルによると18日午後、参院選東京選挙区の事務所開きで、以下のように語り、引き続き国政に取り組んでいく意思を表明した。

「次の世代にいい日本を残したい。それは国政でしかできない私の志だ。私のガラスの天井は国政にある」

時事通信によると、これに先だって蓮舫氏は18日午前に民進党の枝野幸男幹事長と会談。枝野氏が出馬を促したのに対し、蓮舫氏は慎重姿勢を示したという。

政治資金の不正流用疑惑などに揺れた舛添要一知事の辞職に伴い、7月14日告示、31日に投開票されることになった東京都知事選。民進党など野党からは知名度の高い蓮舫氏を軸に、野党統一候補として都知事選を戦うことを期待する声があり動向が注目されていた

ただ、蓮舫氏自身は6月22日公示、7月10日の参院選で改選を迎えることから、当初は「仲間の思いとか、声とかっていうのは大事にしていきたい」と述べていたが、その後は沈黙を貫いていた。

一方、朝日新聞デジタルは別の記事で、蓮舫氏は、参院選後の9月末に予定されている民進党の代表選に意欲を示しているとの見方があると伝えている。

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