俳優の大杉漣さんが2月21日、急性心不全で死去した。66歳だった。
所属事務所が公式サイトで、「弊社所属の大杉漣が、2018年2月21日午前3時53分に急性心不全で急逝いたしました」と発表した。
3日前の2月18日、大杉さんは自身のブログを更新していた。猫の写真を掲載し、「お早うございます! トラ こんな顔でぼくを見ます ご飯にして欲しいのだと思います (*☻-☻*) わかったよ!」とメッセージをつづっていた。
あまりにも突然の死に、悲しみの声が広がっている。
大杉漣さんは、1951年9月27日生まれ。徳島県出身。朝日新聞などによると、20代で俳優活動をはじめ、『緊縛いけにえ』で映画デビュー。1993年の北野武監督作品『ソナチネ』で注目を集めた。『犬、走る DOG RACE』(崔洋一監督)や『HANA-BI』(北野武監督)で、日本アカデミー賞、キネマ旬報、ブルーリボン賞など数々の助演男優賞を受賞した。
日本を代表するバイプレイヤーとして、映画・ドラマ・舞台に多数出演。ナレーションでも活躍した。