民進党の蓮舫代表は7月25日の両院議員懇談会の冒頭あいさつで、次期衆院選に東京都内の小選挙区から立候補すると表明した。具体的な選挙区名は明示しなかった。 毎日新聞などが報じた。
産経ニュースによると、蓮舫代表は「しっかりと勝てる組織に、皆さんの力をもらい、もう1回立ち上がっていきたい」と述べ、続投する考えを示した。
一方、野田佳彦幹事長は同日開かれた執行役員会で、東京都議選の敗北や党勢低迷の責任を取り、辞任する考えを示した。執行役員会はこれを了承した。
蓮舫代表は、野田氏が率いるグループに所属。2016年9月の代表就任時に蓮舫氏が党内の反対論を押し切って野田氏を幹事長に起用した経緯がある。
朝日新聞デジタルは「蓮舫氏が自身の後ろ盾として最も信頼を寄せる政治家」と野田氏を評した上で「党運営の要となる幹事長の交代により、蓮舫氏の求心力のさらなる低下を招く可能性もある」と報じている。