アップルが iOS 12.3アップデートの配信を開始しました。主な内容はAirPlay 2対応テレビのサポートと新Apple TV App追加。さらに和暦で元号「令和」に対応しました。
アップルは例年6月の開発者会議WWDCで次期OSの新機能について発表することを慣例としており、今年のWWDC 19では iOS 13 が発表される見込みです。
iOS 12.3 アップル公式の更新点リストはこちら。
AirPlay 2
- AirPlay 2では、iPhoneやiPadからAirPlay 2対応スマートテレビにビデオや写真、音楽などを直接共有が可能
- ワンタップで再生すると最後に再生したテレビ番組や映画が時間と場所に応じて自動的に再生
- Siriからの提案による映画やテレビ番組の視聴にAirPlayのオプションを追加
- インテリジェント入力候補はすべてデバイス上で実行され個人情報のプライバシーを保護
Apple TV App
- 厳選されたコレクションとパーソナライズされたおすすめを強調するまったく新しいデザイン
- Apple TVチャンネルのサブスクリプションは、新しいApp、アカウント、パスワード不要で最大6人の家族と共有が可能
- 新作映画に加えて、10万本以上を揃える映画の全カタログと最大規模の4K HDRタイトルのセレクションをApple TV Appで購入またはレンタルが可能
- 最も近くにあるApple TVまたはAirPlay 2対応テレビで再生するようにインテリジェントに提案
このアップデートには以下の改善およびバグの修正も含まれます:
- 和暦に日本の新元号”令和”のサポートを追加
- Apple Musicの“For You”タブが1日に複数回更新され、お気に入りのジャンルやアーティスト、ムードといったテーマに基づく音楽を提案
- Apple TV Remoteでビデオの一時停止、ビデオのコントロール、対応レシーバーでの音量調節ができなくなる問題を修正
- Wi-Fi通話を使った通話が切れてしまう問題に対処
- 接続されているiPhoneからの曲情報が車載ディスプレイに表示されない問題を修正
(2019年5月14日 Engadget日本版「iOS 12.3提供開始。元号「令和」に対応、iPhoneの平成が終わるアップデート」より転載)
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