[ジュネーブ 22日 ロイター] - 国連難民高等弁務事務所(UNHCR)と国際移住機関(IOM)によると、今年、欧州連合(EU)諸国に流入した難民・移民(陸路、海路合計)が100万人を超えた。
移動の際に死亡した人や行方不明になった人は3600人という。
EUに流入した難民・移民の半数はシリアの出身。20%はアフガニスタン、7%はイラクの出身だった。
両機関によると、今月21日までに100万5504人がギリシャ、ブルガリア、イタリア、スペイン、マルタ、キプロスに到着。うち大多数の81万6752人は海路でギリシャに入った。
UNHCRは来年も同じペースで難民・移民が流入するとの前提で計画を立てているが、IOMの広報官は流入数の予測は不可能と話している。