難民受け入れ枠、EUが16万人に拡大へ フランス・ドイツが新たに受け入れ

ユンケル欧州委員長は、イタリアやギリシャ、ハンガリーに押し寄せている難民の受け入れ枠を、当初の4万人から16万人に増やすことを発表する見込みだ。
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A refugee family from Syria waits in front of a exhibition hall at the Munich fairground that serves as makeshift shelter for migrants after they arrived in Munich, southern Germany, September 07, 2015.The numbers of migrants have spiked since September 4, 2015, when Austria and Germany threw open their borders and eased travel restrictions to allow in thousands who had made it to Hungary, which has balked at the influx. AFP PHOTO / CHRISTOF STACHE (Photo credit should read CHRISTOF STACHE/AFP/Getty Images)
CHRISTOF STACHE via Getty Images

ユンケル欧州委員長は、イタリアやギリシャ、ハンガリーに押し寄せている難民の受け入れ枠を、当初の4万人から16万人に増やすことを発表する見込みだ。関係筋が7日明らかにした。

ドイツとフランスが受け入れ枠を増やすことを打ち出したためで、9日にも正式発表するという。

受け入れ拡大が欧州連合(EU)首脳らによって承認された場合、ドイツが新たに3万1443人、フランスが2万4031人の受け入れを求められる見通し。

英国、アイルランド、デンマークはEUの難民規定により受け入れを免除されているが、アイルランドは任意で600人を受け入れると表明していた。

16万人の内訳は、ギリシャにいる難民が6万6400人、ハンガリーが5万4000人、イタリアが3万9600人。[ブリュッセル 7日 ロイター]

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