自分の腹をまな板代わりに、1分間でいったい何個のスイカを切ることができるか——。そんな奇想天外な記録にアメリカ人の男性が挑戦した。男性は26個を達成、ギネスブックに登録された。
男性はニューヨーク在住のアシュリタ・ファーマンさん(63)。ABCニュースによると、ファーマンさんは仰向けになって横たわり、支援者が自身の腹に置いたスイカを日本刀のような刃物で次々と切断。終わった後、起き上がり、Tシャツをめくりあげて腹が「無事」であることを確認した。
TIMEによると、ファーマンさんが切ったスイカは地元のレストランに寄付され、スイカジュースとなって提供されたという。
ファーマンさんはギネス界の「レジェンド」だ。1分間に47個のキャラメルポップコーンを口でキャッチしたり、巨大なバースデーケーキに7万2585本のロウソクを立てたりするなど、これまでに700以上の記録を更新、今も200以上の記録を持っている。
日本にまつわる記録もあり、富士山を「ホッピング」で登下山、約19キロを飛びながら進み、ギネスブックに登録された。ファーマンさんは「人生で最も輝かしい瞬間の一つだった」と振り返る。