アメリカ・コネチカット州で、娘の足から離れないアライグマに、母親が勇敢に立ち向かった。
同州アシュフォードに住む5歳のライリーさんは12月2日、スクールバスを待っていた時に、自宅玄関前でアライグマに襲われた。
ライリーさんは悲鳴を上げながら必死に振り放そうとしたものの、アライグマは足にしっかりしがみついたまま離れなかった。
その悲鳴を聞いて飛び出してきたのが母親のローガン・ケルシー・マクナマラさんだ。マクナマラさんは娘の体を持ち上げ、アライグマの首を掴んで引き離した。
そして、ライリーさんや近所の人に、アライグマには狂犬病の可能性があるから家の中にとどまるようにと警告した後、庭に放り投げた。投げられたアライグマは、どこかへ歩き去っている。
マクナマラさんはその後、監視カメラの映像をFacebookに投稿 。ライリーさんについて「この勇気ある女の子のことを、言葉にできないほど誇りに思っている」 とコメントしている。
コネチカット州エネルギー環境保護省の野生生物学者ジェフ・クルーカーさんは、マクナマラさんの行動を「とても勇敢だ」と地元テレビ局FOX61にコメントしている。
「彼女は、噛まれないように気をつけながら、隣人に近づかないよう警告し、子どもを安全な場所に避難させました。すべて正しい行動だと思います」
アライグマの攻撃を受けた後、マクナマラさんとライリーさんは狂犬病の注射を打ったという。ライリーさんを襲ったアライグマはまだ発見されていない。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。