イギリスのエリザベス女王が2月20日、新型コロナに感染した。AP通信などが報じた。
バッキンガム宮殿は「エリザベス女王は風邪のような軽度の症状がある」と発表。感染したものの、ウィンザー城での簡単な公務は続けるとしている。
BBCによると、バッキンガム宮殿は声明で「女王は治療を受け、適切なガイドラインに従う」と説明した。
エリザベス女王は95歳。2月6日に即位70周年を迎えた、イギリスで最長在位の君主だ。
イギリス皇室では新型コロナ感染が続いており、2月10日にはチャールズ皇太子、14日には妻のカミラ夫人の感染が発表された。
エリザベス女王が新型コロナに感染するのは初めてで、チャールズ皇太子は2度目だ。チャールズ皇太子はすでに公務に戻っている。