プーチン大統領が弔電送る「障害者を狙った残忍さに動揺している」【相模原殺傷事件】

相模原市の障害者施設で発生した殺傷事件を受けて、ロシアのプーチン大統領が7月26日、安倍晋三首相宛てに哀悼の意を表明する弔電を送った。
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Russian President Vladimir Putin (L) welcomes Japanese Prime Minister Shinzo Abe during a meeting at the Bocharov Ruchei state residence in Sochi on May 6, 2016. / AFP / SPUTNIK / Sergei Guneev (Photo credit should read SERGEI GUNEEV/AFP/Getty Images)
SERGEI GUNEEV via Getty Images

相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で7月26日午前2時半すぎに発生し、19人が死亡した殺傷事件で、ロシアのプーチン大統領が同日、安倍晋三首相宛てに哀悼の意を表明するメッセージを送った。タス通信などが報じた。

プーチン大統領は弔電の中で、「無防備な障害者を狙って実行された犯罪の残忍さに動揺している」と、遺族に哀悼の意を示した。その上で、負傷者の早期回復を願うとした。

今回の事件は、CNNやBBCなど海外メディアも「稀に見る大量殺人事件で、日本に衝撃が走った」など、事件の凄惨さを大きく伝えた。ロシア国営テレビも事件現場からのリポートを交えて「第2次世界大戦後、最悪の殺人事件」と伝えた

■アメリカのケリー国務長官「一種のテロだ」

アメリカのケリー国務長官は26日午後、滞在しているラオスのビエンチャンでの記者会見で「事件で愛する人を失った人たちに心からお悔やみを申し上げる。つらい時を過ごしている人たちのことを思い祈りをささげたい」と哀悼の意を示した

その上でケリー国務長官は、「(事件は)一種のテロだ」と非難。「われわれの思いは日本の人たちとともにある」と述べた

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