フロリダ州レイク郡の街の空が、10月10日、紫色に染まった。
まあ見てみてほしい。
地元メディアによると、これらの動画は大型のハリケーン「マイケル」が上陸した後の様子を撮影したものだという。
■空の色がいろいろな色に見えるメカニズムは?
空が青やピンク色に見えるのは、光の波長と空気中の水分量が関係している。
太陽光は、波長の短い方から順番に、紫、青、緑、黄、オレンジ、赤の光を含んでいる。晴天時には波長の短い光が強調されるが、一番短い紫色の光は空の高いところで散乱されてしまうため、2番目の青色が現れる。一方、夕方になると、波長の長いオレンジの光が多く地上に届くことになる。
台風の後の空は大気中には水蒸気が残っているため、波長の短い色が地上に届きにくくなる。より波長の長い赤い光が届き、条件によっては空がピンク色に見えることもあるのだという。