偶然撮影された「奇跡の瞬間」のプロポーズ写真 ⇒ 拡散されて本人見つかる

「見つけ出してくれて本当にありがとう!」
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アメリカ・カリフォルニア州のヨセミテ国立公園で、偶然撮影された1枚の写真。「この2人を見つけたい」という写真家のツイートが話題を呼び、ついに本人たちが名乗り出た。

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写真家のマシュー・ディッペルさんが撮影した写真
Twitter/DippelMatt

この写真が撮影されたのは、10月6日。インディペンデントによると、写真家のマシュー・ディッペルさんが友人とともに自動車旅行をしていた際、立ち寄ったヨセミテ国立公園で偶然見つけたという。断崖は「タフトポイント」と呼ばれていて、絶景ポイントとして有名な名所だ。

写真を撮り終えると、マシューさんは本人たちにこの写真を届けようと断崖に駆けつけたて探したが、本人たちには出会えなかった。そのため、「ツイッター、助けて。この2人、誰かわからないけど見つけたいんだ」とマシューさんがツイートすると、17万件以上リツイートされて注目を集めた。

すると、本人たちが見つかったという。写っていたのは、チャーリー・ベアさんと婚約者のメリッサさん。チャーリーさんがひざまずき、プロポーズをしている「奇跡の瞬間」だった。

CNNによると、メリッサさんがインスタグラム上で写真を見つけたが、初めは半信半疑で、「本当に自分たちなのか確信が持てなかった」と語っていたという。

一方のマシューさんも、「自分たちだと思う」と主張する連絡が何千件も寄せられていたため、懐疑的だったが「証拠が欲しい」と返事をすると、2人が現地で撮った写真が送られてきた。「彼らは全く同じ服を身に付けていて、時刻もピッタリ一致していた。それで、完璧にマッチしたんだ」とマシューさんは話している。

チャーリーさんは、インスタグラムを更新し、感謝の想いを綴った。

「これ、私たちだった!マシュー、この特別な瞬間を写真に撮ってくれて、そして私たちを見つけ出してくれて本当にありがとう。拡散してくれたメディアや、あたたかい言葉をかけてくれた人もありがとう」

2人は2019年4月に、結婚式を挙げる予定だという。