ジョージ王子が2016年から通う幼稚園ってどんなところ?【イギリス王室】

1時間あたりの費用は?

イギリス王室は12月18日、ウィリアム王子と妻キャサリン妃の長男ジョージ王子(2)が2016年1月末から幼稚園に通うと発表した。これに合わせ、王室は夫妻とジョージ王子、妹のシャーロット王女の家族写真も公開した

Open Image Modal

ジョージ王子が通うことになるのは「ウェストエーカー・モンテッソーリ幼稚園」。ロンドンから180キロ北にあるノーフォーク州にあり、夫妻の自宅に近い場所にある。公道ではなく私有地に面した場所にあり、プライベートに配慮されているとイギリスBBCは分析している。

テレグラフ紙によると、同幼稚園は23年前に設立。イギリスの教育監査局による調査では、4段階の上から2番目となる「良い」の評価を受けた。1時間あたりの費用は5.5ポンド(約990円)で、1日預けると33ポンド(約6000円)となる。園児27人のうち23人が、政府の補助によって週15時間まで保育料が無料という、庶民的な施設だという。同紙は「夫妻は、できるだけ普通のしつけをすべきだとの信念に忠実のようだ」としている。

Open Image Modal

モンテッソーリ教育とは、子供の自発性を重視する教育法。イタリアの医師、教育家であるマリア・モンテッソーリが開発した。

日本モンテッソーリ協会によると、モンテッソーリは、子供には生まれながらに自ら成長発達する自然のプログラムと力が備わっており、適切な環境と援助が与えられるならば自分自身で積極的に成長を遂げる存在であることを発見。教育では、それぞれの発達段階にある子供を援助し、自立していて責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った有能な人に育てることを目的としている。

ウィリアム王子と弟のハリー王子もモンテッソーリ教育を受けており、故・ダイアナ妃はチャールズ皇太子と結婚する前は、モンテッソーリ教育の幼稚園で働いていたという。

▼写真をクリックするとスライドショーが開きます▼

▼写真をクリックするとスライドショーが開きます▼

【関連記事】

Open Image Modal