原稿なしで上手に伝える3つの方法

今回は、原稿なしで上手に伝える3つ方法をご紹介します。

毎日のようにご質問・ご相談ありがとうございます。多いご質問をメルマガでお答えしています。今回は...【原稿なしで上手に伝える3つ方法】をご紹介します。

はじめに質問です。以下3点考えてください。人前で話す時...

①事前に文章でしっかり書いた原稿を用意しますか?

②メモを見て話しますか?

③携帯に原稿を書いてそれを見ますか?

<ポイント1>原稿なしで上手に伝えたいけれど文章でシッカリ書いた原稿を用意している方へ。

  1. 原稿は用意しても本番では忘れる
  2. 丸暗記をやめる
  3. どうしても原稿が手元にないと不安な場合はメモにし文章を読むのはやめる→<ポイント2>へ。

※文章を読み上げるだけなら配布して読んでもらう方が良いです。読み上げるのはマイナス効果ですので止めましょう。

<ポイント2>メモを見て話す方=中上級者のあなたへ。

  1. メモは出来るだけ最小限に。
  2. メモは話の構成段階から活用する→メモを構成から活用することで構成を変えて何度も練習し、どのような構成が惹きつけられるか検討する。
  3. メモを見る時はシッカリゆっくり見る。チラチラ見るのはやめましょう。

<ポイント3>携帯に文章やメモを書いている方へ。

若い方を中心に目立つのが携帯を見ながら話す方です。会社の代表として、部会の報告で、結婚披露宴のお祝いスピーチ、何と!新郎最後の挨拶も... 携帯を見ながら話していることを見かけます。聞き手の立場であれば携帯を見ながら話す人をどんな風に受け止めるでしょうか? 最もお伝えしたいのは最低限【TPOを意識】を意識することです。

*携帯に人前で話す内容をすべで文章で書いている方は要注意です! 携帯をガッツリ見ながら話している人を聞き手の立場から見てください。どのように見えますか? とある上場企業の代表が朝の全体会議で携帯を見ながらお話されていました。聞き手の年齢層もありますが、カッコいい姿とはかけ離れています。人を惹きつける要素の1つは「憧れ」です。あなたは、どのような人の、どのような姿に憧れますか?

それを考えれば自ずと見えてくるかもしれません。

携帯を使用する際も、メモ程度におさえることがオススメです。

*心配だから携帯を手に持っている方、ギリギリOKです。

*携帯をデータ(数字)の確認で使っている方、OKです。

聞き手にハッキリお伝えください。例えば「データ(数字)を間違えたくないので見ながら読ませて頂きます」と伝えガッツリみて読む。OKです。これは紙でも携帯でもやり方は同じです。ちらちら見るのは1番相手に不信感を与えるので、やめましょう。

最後に、人前で話すことはコミュニケーションです。話者が一人であったとしても一方通行でなく双方向です。話し手と聞き手の間には言葉以外のいろいろなサインが双方向に飛びかっています。その場で起こることを楽しめるのは上級者だけ!と思われがちですが丸暗記と、読み上げることをやめれば自然と反応を受け取り楽しめるようになりますよ。

自分の枠を決めているのは、ご自身です。自分で決めたルールを変えてみませんか?新しい方法が見つかるかも知れません。

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