プレミアムフライデー、韓国も導入? 「金曜日は月1回、午後4時退勤」

内需拡大のための施策の一環として発表された。
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old clock of the abandoned railroad station
ssuni via Getty Images

日本の「プレミアムフライデー」が、韓国でも導入されることになりそうだ。

2月23日に開かれた韓国政府の「内需活性化関係閣僚会議」で、内需拡大のための施策の一案として発表された。朝鮮日報によると、金曜日を月1回「家族の日」と定め、午後4時に退勤するよう促すことにした。その分は月曜から木曜に1日30分ずつ超過勤務することで補うという。3月にも民間企業の参加を促すインセンティブなど、具体的なやり方を策定する方針だ。

OECDが発表した2016年雇用動向によれば、OECD34カ国の就業者1人あたりの年間労働時間は平均1763時間だが、韓国は2124時間と、日数にして43日多く、日本と同様に長時間労働の問題が指摘されている。