英国の雑誌「Restaurant Magazine」が選ぶ「世界のベスト・レストラン50」の2014年版ランキングが発表され、デンマークの首都コペンハーゲンにある「ノーマ」が1位となりました。
12年前から始まった、様々な国の著名なコック長や料理評論家、ジャーナリストなど数百人による秘密投票をもとに作成されているという同ランキング。スペシャリストが選んだナンバー1のレストランって一体どんなところなのでしょうか？
斬新なアイデアとシェフ自らのおもてなし
ノーマはデンマーク・コペンハーゲン南にある、クリスチャンハウン地区にあり、レストランの窓からは、童話作家アンデルセンが愛したという美しい町並み 「ニューヘイブン」を川越しに臨むことができるロケーションにあります。
斬新なアイデアから生まれた逸品料理はもちろんのこと、訪れた人達が口を揃えて評するのが、あたたかい「おもてなし」
すべてデンマークの地元食材を使って調理されており、50人ほどいるシェフが担当した料理を運んできてくれて、どんな食材を使い、どんなこだわりを持って調理したのか、背景にあるストーリーを語ってくれるそうです。また、盛り付けにも独自のスタイルが表現されています。
店内には食材に関する研究所があり、毎日、食材の魅力を引き出す調理法だけでなく、食感や見栄えまで試行錯誤を重ねているんだとか。
約３週間の期間限定で日本へ！
そんなノーマですが、WEBサイトを訪れると目次に「JAPAN」の文字が！2015年の1月9日から31日まで「マンダリンオリエンタル東京」にてレストラン展開を行うことが決定しました。
「日本の豊かな食文化に心を打たれた」というシェフのレネ・レゼピ氏は数年前から日本での展開を夢見ており、すでに築地や農場など食材の仕入れに関する調査も行っているとのこと。
ディナーの予約は、マンダリンオリエンタル東京のWEBサイトから、宿泊プラン「ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」の申し込みが必須。2014年6月23日（月）より受付が開始されます。また、ランチおよび数席限定ディナーの予約はノーマのWEBサイトから可能です。
世界一のレストランを東京で堪能できるなんて、またとないチャンス！値段は高めに設定されることが予想されますが、旅好き、美味しいもの好きの方にはなら心がつい動いてしまうプロジェクトですね！
（平井 みか）
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