超多忙な経営者にも関わらず1ヶ月の育休を取った、NPO法人育てあげネット代表の工藤啓くんの育休明けを祝うべく、飲み会をしよう、ということになった。
しかし、お互い予定が合わない。18時〜20時は子どもを風呂に入れご飯を食べさせ寝かせないといけないので、それが終わった後となると21時新宿集合とかになり、そうすると帰りは24時過ぎて、次の日ぐったり、みたいになるのはお互い嫌だよね、と。
じゃあどうするか、と言った時に思いついた。
「んじゃあ、ビデオ会議システム使って飲み会したらどうかな?」
工藤君はえ、まじ、それ流行ってんの、いやないわー、とか言いながら、結局乗ってくれることに。
ついでに同じくパパのガイアックス佐別当さんを誘って、3人でパパネット飲み会をすることにした。
Skype無料版だと複数人数でのビデオ会議ができず、音声のみになるため、Googleハングアウトを使用。皆の顔を見ながら、手には缶ビールと柿ピー。成立するかどうか・・・。
結果としては、大成功。全く問題なく、あっという間の2時間を満喫した。
この体験から以下、パパネット飲み会のまとめ。
メリット:
・子どもを寝かしつけた後の時間は、子どもを置いて家を出るのはできない。そんな中で、友人と飲み会ができる
・移動の時間がないので、疲れない
・酔っぱらっても、すぐ寝れる
・お金がむちゃくちゃ安く済む
デメリット:
・回線が弱いと止まる(4人が上限か)
・普段ビデオ会議を仕事で使っていない人には中々ハードルが高い
・普段食べられない小粋な料理は、食べられない
推奨ルール:
・時間の目安をある程度決めておく(終電もないので、延々と話せちゃう)
・子どもは寝かしておく
・奥さんのいない部屋で行う(突っ込んだ話ができなくなる)
・回線は最も早いものを繋ぐ
・他のアプリケーションは閉じる
上記を押さえつつ、非常に気に入ったので、パパネット飲み会を世の中に流行らせて、多くのパパ達が飲み会等の社交によって、家族との時間を犠牲にするライフスタイルから脱するのを手助けしたい、と思います。
パパネット飲みは、社交と家族との時間を両立できるのです(ドヤッ
というわけで今後、ちょいちょい僕から
「ねえ、今度飲もうよ。ネットで」
という誘いが行くかも知れませんが、その時はみんな宜しくねっ!!
(この記事は駒崎弘樹公式ブログに掲載された8月21日付記事の転載です)