先日、復興庁から「東北に行ったよ。~この夏も、ボランティアに行こう!~」のポスターが発表されました。
この復興庁のボランティア募集のポスターは、今年で2年目。今年は大学生のメッセージが全面に出て、デザインも全体的にカラフル。ボランティアに参加した大学生の体験談やそのときの写真が集まったポスターになっています。
昨日の復興庁の発表後は、FacebookやTwitterのでの反応は上々。実はこれ、私の周りにいる大学生や知り合いが関わっているのですが、身内のひいき目を抜きにしても、私も良いポスターになっていると感じています。
このポスターは、文部科学省を通じて全国の大学や短大などに配布し、東京メトロの駅にも掲載されます。 同世代の子が発するメッセージと写真が全面にでていることから、多くの大学生の共感を得ることを期待しています。
さて、ボランティアについての現状も少し。東北の被災地では、まだまだボランティアのニーズはあります。ガレキの処理等は減ってきましたが、仮設にすむ方の生活支援、コミュニティー作り支援、心のケアなどです。
とはいえ、被災から2年4ヶ月と時間が経ち、ボランティアの数が減っていることも事実。これまでボランティア数の推移を確認すると、ピークは2011年の5月の182,400人。 今年の5月は10,900人と減っています。(全社協 被災地支援・災害ボランティア情報より)
震災直後に比べると減ってはいるものの、昨年、今年とコンスタントにボランティアに参加されており、昨年実績を見ても、夏休みには毎年多くの方がボランティアに参加されています。
ボランティアって、大変そう。とか、 ボランティアっていう言葉が嫌い。というのもよく聞きます。
だけど、そう言っていた学生も東北にボランティアに行くと、変わった顔つきで帰ってきます。 それこそ、今回、ポスターに乗っている学生も、最初はボランティアに行くのに戸惑っていたけど、行くとやっぱり変わって帰ってくるんですよね。
もし、行く、行かないで悩むのであれば、まずは東北に行ってみてほしい。こちらの復興庁のページも見てみてくださいね。この夏も、ボランティアに行こう!!
ボランティアに関する意見や参加された方のコメントもぜひ、お待ちしております。