中心市街地活性化のために交通網を整備しろとか、駐車場とかって話をなぜ今更まだおねだりするのだろう。だいたい特定の場所に立地していると言うだけの理由で私企業の金儲けに、なぜ行政資金がどんどんとつぎ込まれるのか。そんなんものなくても、お客が来ている店があるじゃないか。つまり差別化され魅力のある店舗は、客が来ている。個店がそうなればよい、ということではないのか。そしてそれが市場競争では?
※愛するまるデブも、商店街すぐ。通行量調査をすればずいぶんと減っているけれど、でも今でも行列ができる。つまり、駐車場が無くてもアーケードが古くても、旨ければ支持されるわけで。
マクロな都市政策の議論があるのは理解できます。ただ、個店の売上げアップの話を、外部要因になすり付けるには無理がある、と思うのです。だって、同じ条件で行列のできる店だってあるのですから。とすると、衰退する店舗は、やはり市場競争に負けた、顧客の支持を失っていたと言う事だと思うのです。
だからこそ必要なのは、補助金でもハード整備でもなく、個店の売上げップをどう支援するか。相談に乗ってくれて、実際の売上げアップの知恵と気付きを引き出すビジネスコンサルティングが必要なのでは、と思うのです。
もちろん、テナントの新陳代謝の問題はあると思います。シャッター街をどうしたらよいのか、という議論はありますよね、土地利用からも税収の観点からも。その問題の本質は、テナント賃料が高止まりしている事にあると思います。そしてそれと共に、過去の繁栄で言っての蓄えを持った大家さんが貸し出さなかったり、転売しない事もまた課題。
これは、BIDとかを参照しつつ税制で再開発を後押しするとかって行政的な支援とともに、不動産賃貸価格を開示して市場競争の中で適切な価格でテナント募集を出来るようにしたら良いと思います。
まちがっても、ここで家賃補助をすると、それをめあてに賃料の高止まりになりうるので辞めた方が良いと思います。
そして結局は挑戦するひとを街に招き入れ、
そのチャレンジを応援していく事。
一方、意欲なき人にはご退席をいただく。
これが大変大事な事だと思うのです。
ではでは。