関東のスギ花粉は3月中旬までにピーク越え ヒノキ花粉は3月下旬からピーク

昨年2019年と比較すると、今シーズンは飛散開始時期が早く、平年より10日早く飛散が本格化しています。今後はヒノキ花粉が飛び始め、3月下旬~4月中旬に飛散ピークを迎える予想。

関東を含む広い範囲でスギ花粉の飛散ピークを迎えており、九州から関東では終盤にさしかかっています。
記録的な暖冬で花粉の飛散開始が早かった関東では、来週いっぱいで飛散ピークを越える見込みです。

飛散開始・ピークが全て前倒し

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こちらは東京都内の累計花粉数(※)を示したグラフです。
※ウェザーニュース独自の花粉観測機「ポールンロボ」の観測データを平均した値
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昨年と比較すると、今シーズンは飛散開始時期が早かったことが分かります。2月12日には、平年より10日早く飛散が本格化するなど、今シーズンは全て前倒しで経過している状況です。

花粉症の症状は緩和傾向

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ウェザーニュース会員からの症状報告
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ウェザーニュースでは毎週「花粉、感じてる?」という調査を実施。
昨年同時期に行った同調査結果と比較したところ、花粉を強く感じている人の割合は昨年よりも1週間ほど早いペースで変化・推移しています。
3月10日は雨で花粉が飛びにくい条件だったため、この先、減少傾向が継続するか注目です。

観測データや症状報告、そして今後の予想からみて、東京など関東のスギ花粉の飛散ピークはいよいよ終了間近とみて良さそうです。

今後の花粉飛散予想

来週にかけて天気は周期変化し、気温の変化も大きくなります。
晴れて暖かい日は花粉が大量飛散するおそれがありますが、関東のスギ花粉の飛散量は徐々に減少し、来週いっぱいでピークを越えるとみています。

次はヒノキ花粉の飛散に注意

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花粉の飛散ピーク予想(関東)
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今後はスギ花粉に代わってヒノキ花粉が少しずつ飛び始め、3月下旬~4月中旬に飛散ピークを迎える予想です。

ヒノキ花粉で症状が出る方は、マスク不足の中ではありますが、今シーズンは飛散開始やピークが早まっているため早め早めの対策を行ってください。

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