ポリシープロジェクト2本柱の1つ、デジタルキッズプロジェクトです。
リアルキッズ、デジタル教科書、デジタルえほんの3つのサブプロジェクトで構成します。
このプロジェクトは石戸奈々子さんが主宰します。
1 リアルキッズ
デジタル技術を用いて、子どもたちの創造力、コミュニケーションを育む環境を整備します。
アニメ、音楽、マンガ、新聞、ゲーム、絵画、造形、空間デザインなどさまざまな創作ワークショップを企画・実施。この分野では世界をリードする活動です。NPO「CANVAS」と連携。
青少年のネット安全に関する政策的活動も併せて行います。
・10万人が参加する世界最大の子ども創作ワークショップイベント「ワークショップコレクション」を開催。
・UNESCO等と連携し、アメリカ、ブラジル、イタリア、カンボジアなどでもワークショップを展開。
・東大、早稲田、東工大、明治大、各地の保育園、商業施設などでのワークショップ「キッズクリエイティブ研究所」を企画・実施。
・Googleと連携し、全国でプログラミング教育プログラム「PEG」を実施。
・吉本興業と共同で、お笑い芸人によるワークショップを開発・実施。
・青少年のネット安全に関し、OECDと連携して教育手法の開発と指標づくりを推進。
参考 NPO法人CANVAS
ワークショップコレクション http://www.wsc.or.jp/
キッズクリエイティブ研究所 http://www.canvas.ws/kenkyujo/index.html
コンピューターに親しもう http://www.canvas.ws/programming/
安心ネットづくり促進協議会 http://www.good-net.jp/
2 デジタル教科書
全ての子どもたちがデジタル教科書で学べる環境を整備します。デジタル教科書・教材コンテンツ、情報端末・デバイス、教育クラウドを総合的に整備、普及させるとともに、学校はじめ教育・学習環境の向上を目指します。「デジタル教科書・教材協議会」を運営し、技術開発、コンテンツ制作、実証実験、政策提言などを進めます。
・企業コンソーシアムを通じ、実証研究、教材開発、政策提言などを実施中
・与野党、政府、全国の自治体、小中学校と連携
・「デジタル教科書革命」を出版
参考 デジタル教科書教材協議会 会員企業100社
教育情報化ステイトメント http://mirainomanabi.net/
3 デジタルえほん
デジタルならではの表現を開拓します。スマートフォンやタブレット端末を含むマルチスクリーン向けの映像、音声、文字を駆使したコンテンツを制作するとともに、ビジネス開発、技術開発、人材育成を行います。
・デジタルえほん絵巻「えまきもん!」
・絵しりとり「tap*rap しりとり」(大日本印刷)
・東京国立美術館 ボストン美術館展記念「My雲龍図」(大日本印刷)
・動物づくり「tap*rap へんしん」(グッドデザイン賞受賞)
・デジタルむかしばなし「モモタロさん」(日販)
・デジタルえほんミュージアム
・デジタルえほんアワード
(2014年4月「中村伊知哉ブログ」より転載)