Pokémon GOが(今回も突然)アップデートを開始しました。公式サイトとTwitterにおいて、バージョン0.39への更新を告知しています(iOS版はApp Store上でのみ1.9.0と表記されます)。
主な更新点は、「ポケモンを捕まえた場所を記録する」機能が(おそらく)復活したこと。そして運良くポケモンGO Plusを購入できたトレーナーに対しては、おこうの効果で引き寄せられたポケモンにもPlusが反応するようになります。なぜ筆者が「復活」という表現をしているのかは、続きを参照ください。
今回の更新点で冒頭に挙げられているのが、
ポケモンを捕まえた場所を記録できるようになりました: どの地域で捕まえたのか、手持ちのポケモンをタップして、下にスクロールすると表示されます。
という点です。原稿執筆時点で、筆者にはアップデートが届いていないため予測が混じりますが、これは冒頭で紹介したように、捕獲場所表示が「復活」したものと思われます。
「復活」とはどういうこと? と思われるでしょう。上記画面は7月24日、日本リリース直後のバージョンで、紹介文の該当箇所をキャプチャーした画面。中央付近に妙な空間があるのに気づくと思います。
実はフィールドテスト時などでは、ここに該当のポケモンを捕獲した箇所の地図と、緯度経度情報が表示されていたのです。
ここは後のアップデートで削除されましたが、この機能に関してはナイアンティック側から「復活する予定がある」旨のコメントがありました。復活と紹介したのはこうした経緯からです。
また興味深いことに、その状況証拠として、本日更新されたAndroid版Googleマップの変更点には「タイムラインにアクティビティタイプとして[ポケモン ゲット]を追加して、ポケモンを捕まえた場所と時間を記録できるようになりました」との記載があります(直後にベータテストへの案内URLが記載されているのが気になるところですが)。
この機能自体は数週間前からウワサとなっていたもの。ですがタイミングを合わせての更新となったことからすると、これは「野生のポケモン捕獲位置をポケモンGOだけでなく、Googleマップの上でも確認できる」機能としての側面がありそうです。
Googleマップ側の実際の動作に関しては、残念ながら原稿執筆時ではそれらしき設定を確認できず、またヘルプにも記載がない状態のため、いかなるものかは確認できませんでした。使い方などは(今回も)別途ヘルプやGoogleの公式ブログなどで公開するものと思われます。
もう一点の「ポケモンGO Plusが(これまで反応しなかった)おこうの効果で引き寄せられたポケモンにも反応する」点に関しては、こちらは文字通りの改良と見てよさそうです。この仕様に関しては、筆者を含む一部のトレーナーから「本当は不具合なのでは」という声も上がっていたため、単純に喜ばしい点でしょう。
とくにレベル上げを重視するトレーナーにとって、ポケモンGO Plusは「広く分布するポッポやビードルを隙間無く捕獲する」アイテムとしての効果が抜群のため、対応してくれればおこうとの相性は良さそう、と思われていました。こうした点からも歓迎されそうです。
ポケモンを捕獲した場所を表示できる今回のアップデートは、旅行で捕まえたポケモンや、ポケモン捕獲のために公園などに遠征したトレーナーが思い出を振り返る際に便利な機能。その点でも、ポケモンGOがもっと楽しくなる方向へのアップデート(というより機能復活)と呼べそうです。
ポケモンGOは地域ごとにアップデートが可能となるタイミングに差を付ける、いわゆる順次アップデート方式を採用しているため、おそらく今回も2~3日中といったスパンで更新が可能となるはず。Googleマップを併用しているトレーナーはそちらを更新しつつ、楽しみに待ちましょう。
(2016年9月23日「ポケモンGOが0.39へ更新、ポケモン捕獲場所の確認が可能に。Googleマップもポケモン捕獲場所表示に対応」より転載)
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