猛毒魚を食べる直前、Twitterで命拾い 「ピピピって音なかったら即死だった」

11月19日、猛毒を持つと見られる魚を海で釣り上げて「これから食べる」と予告していた人物が、Twitter上で「たべちゃだめ!!」と忠告を受けて一命を取り留める出来事があった。
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11月19日、猛毒を持つとみられる魚を海で釣り上げて「これから食べる」と予告していた人物が、Twitter上で「たべちゃだめ!!」と忠告を受けて一命を取り留める出来事があった。

Twitterユーザーの「ならティガ」さんが釣り上げたのはソウシハギというカワハギ科の魚とみられ、内臓にパリトキシンという猛毒を持っている。パリトキシンの毒性は、フグ毒「テトロドトキシン」の70倍とも言われている。大阪府立環境農林水産総合研究所では「パリトキシンは猛毒で、筋肉痛、呼吸困難、けいれんなどの症状を引き起こし、最悪の場合には死に至ります。この魚をみかけても絶対に食べたりしないでください」と訴えていた

「ならティガ」さんは、「キモ醤油にして食べます」と内臓を食べることを予告していたことから、そのまま食べれば命に関わる危険性があった。この投稿に「内臓たべちゃだめ!!」「猛毒ですよ」と注意喚起するリプライがあふれた。

「ならティガ」さんの投稿が数時間途絶え、安否が気遣われていたが、約7時間後に以下のようにツイートして、生存が明らかになった。Twitterを見て、食べるのを辞めて、ソウシハギとみられる魚は海に放流したという。

Twitter上には「生きててよかったです」「変な柄の魚はとりあえず調べて食べれるかどうか判断したほうがいいですね。今後お気をつけて」と生存を喜ぶ声が続いた。

■関連スライドショー「世界の有毒生物20選」

(※スライドショーが開かない場合は、こちらへ)

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