ヴィクトリアズ・シークレットさん、特大サイズのモデルを起用しませんか?

曲線美の魅力的な女性が、ヴィクトリアズ・シークレットの下着を着てステージを歩くことは、何を意味するのか。

アメリカのファッション・ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」は、特大サイズの商品を展開していないが、今まで以上に人気を博している。世界最大のランジェリーショー「ヴィクトリアズ・シークレット」には、同ブランドに起用されたモデル「エンジェルズ」が、最新のランジェリーを披露する。ランウェイを歩くエンジェルズはみな、スリムな女性たちだ。

一方、最近では、肉体美を生かしたグラマアラスなモデルたちの活躍も目出つようになった。ニュースサイトE! Newsのインタビューで、特大サイズのモデル、デニス・ビドさんは、「もしヴィクトリアズ・シークレットがグラマラスな女性をエンジェルズに起用することは、どんな意味があるのか」について語っている

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特大サイズのモデル、デニス・ビドさん

彼女のような特大サイズ・モデルも活躍するようになった。しかし、みんなが憧れるエンジェルに、ビドさんら特大サイズのモデルたちが起用されることは、大きな意味を持つ。ただファッション業界の歴史的出来事になるだけではない。ヴィクトリアズ・シークレットが良い方向に変わっていくことになるのだ。

つまり、曲線美が魅力的な女性が、ヴィクトリアズ・シークレットのランジェリーを着てランウェイを歩くことは――グラマラスな女性が“実際に”フィットする商品――つまりビドさんでも着られるサイズを商品展開することを意味するのだ。

「それは、ヴィクトリアズ・シークレットにとっても意味がある声明でしょうね。長い間、私は特大モデルの女性として、このブランドの商品を買うことも、身に着けることもできませんでしたから。私たちを受け入れ、商品を手に入れたいと感じさせることになると思う……ウィクトリアズ・シークレットが、私たちのことを美しいと思って、あらゆるサイズと多様性を受け入れていることになるわ」と、ビドさんはE! Newsに語った。

大きめサイズのファッションブランド「レーンブライアント」の「I'm No Angel!」(私はエンジェルじゃない)キャンペーンは、多様なモデルを登場させたことや、「セクシーはサイズを超える」という心に強く訴えかけるメッセージによって高い評価を受けた。

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レーンブライアントの「I'm No Angel!」キャンペーンより

特大サイズのモデルが、エンジェルズになることは、すべてのモデルが等しく活躍するための大きな一歩になるだろう。「どうして、“ストレートサイズ” 対 “特大サイズ”でなければいけないのかしら。私たちは同じモデルなのよ」と、ビドさんは語った。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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