乾杯しよう、一夫一妻の夫婦のリアルを赤裸々に話してくれたピンクに。
シンガーソングライターのピンクが、レーサーで夫のケアリー・ハートとの11年間の婚姻生活について、先週発売の英「ガーディアン」に語り、セックスがない時期もあると明かした。
ピンクは「夫にぞっこんな時もあれば、彼の顔を二度と見たくなくって他の男性に恋をする時だってある」と話す。
「夫が、すごく慎重で、論理的で、一貫性があってまるで岩みたい!って思う時もある。そう、彼はとってもいい男で、とってもいい父親。彼は思った通りの父親だし、むしろそれ以上だと思う。そしていつかどこかのタイミングで彼を見つめて、今まで一瞬たりとも好きだったことはないって言っちゃうかも。あなたのどこも好きじゃないし、私たち何も共通点ないし、あなたが好きなくだらないモノ全部が私は嫌いだし、二度と顔も見たくないわって。
そしてその2週間後に今度はきっとこういうの。私たち、色々いい感じよ、1年以上セックスしないっていう時期を過ごすなんてよくあること。これって夫婦のご臨終状態?彼のこと必要でしょ?彼は私が必要でしょ?」
彼女は息を吸って言葉を吐き出した。「一夫一妻ってほんと骨折り仕事よ。でも私たちは仕事するの、またいい時もあるから。」
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ピンクとハートが、「1年以上セックスしていない」っていう所に飛びついて報じたメディアもあったけれど、ピンクは単に、夫婦にとってセックスしない時期があるのはそんなに珍しくないってことを強調して言っただけかもしれない。
パートナーとの関係性に対する満足度は、子供がいないカップルに比べて子供がいるカップルは2倍近くも速いスピードで低下してしまうとフォーチュン誌は伝えている。
子供を持つとカップルはセックスする頻度が減るというのは多くのメディアが報じているところだ。みんなが思っているより、セックスレスの婚姻生活は普通なのかもしれない。
ピンクが指摘したように、カップルでお互いのニーズがちゃんと合ってるかを丁寧に確認しあうことがコツかもしれない。
先週、女優のクリステン・ベルはパートナーである俳優のダックス・シェパードとの長きに渡る生活において、一夫一妻でもずっと親密なカップルでいるために夫婦で受診するカップルセラピーがとても重要だと告白した。
毎日の生活の中でパートナーと前向きで素直に語り合うといったような工夫で、停滞した性生活を変えることはできるはず...。
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