卓球男子団体が銀メダル 水谷隼「この悔しさをバネに東京で優勝したい」【リオオリンピック】

リオデジャネイロ・オリンピックが13日目を迎えた8月17日、卓球男子団体の決勝で、日本は中国に負けて銀メダルとなった。
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リオデジャネイロ・オリンピックが13日目を迎えた8月17日、卓球男子団体の決勝で、日本は中国に負けて銀メダルとなった。卓球男子団体で日本が五輪の決勝に進出したのも、メダルを獲得するのも初めて。団体はシングルス2試合、ダブルス1試合、シングルス2試合の順に行い、先に3勝した方が勝者となる。

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決勝第2試合で許昕(日へんに斤)との激闘を制した水谷隼

シングルスの第1試合で丹羽孝希が、中国のエース馬龍に0―3で敗れた。続くシングルス第2試合では、今大会シングルス銅メダルの水谷隼が、許昕に3―2で競り勝った。最終第5ゲームで水谷は、マッチポイントを握られてから驚異的な集中力で得点を重ねて大逆転した。

第3試合のダブルスは、丹羽が吉村真晴と組み、中国の張継科・許昕組と対戦したが、1-3で負けた。

第4試合では吉村と真龍が対戦したが、0-3でストレート負けした。

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左から中国の許昕、張継科、日本の丹羽孝希、吉村真晴

■試合後のコメント

水谷隼

「(第2試合で許昕選手に勝ったことについて)本当に勝ててうれしいです。彼には過去0勝15敗ぐらいで、数多くの大きな舞台で負けて続けてきて、オリンピックという最高の舞台でリベンジできて、今までの負けてきた分の借りを返せて、すっきりしています。今回、シングルスと団体戦の両方で(メダルを)取ることができて、団体戦は銀メダルで素晴らしい結果だったと思います。今回は優勝することはできなかったんですが、この悔しさをバネに東京オリンピックでは優勝したいです」

丹羽孝希

「史上初の銀メダルは、すごくうれしいんですけど、今の試合も何度かチャンスがあったけどそこを生かすことができなくて、そこはすごく悔しいです。これでオリンピックは終わってしまったんですけど、まだこれからも大きい大会はありますし、それに向けてもっと強くなって、中国に勝てるように頑張っていきたいです」

吉村真晴

「やっぱり自分が小さい頃から夢にしていた舞台で、実際に戦うことができたことには満足しています。男子初の団体メダルを取れたことが、卓球界として一番の収穫だったと思います」

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