20世紀を代表する画家、パブロ・ピカソの絵画「アルジェの女たち(バージョン0)」(写真左)が5月11日、ニューヨークで競売にかけられ、手数料込みで約1億7900万ドル(約215億円)の値がついた。競売を実施したクリスティーズによると、オークションにかけられた美術品としては史上最高額という。朝日新聞デジタルなどが報じた。
この油絵は1955年に描かれたもので、19世紀のフランスの画家ドラクロワが描いた「アルジェの女たち」に触発されて、ピカソが描いた連作の一つだ。産経ニュースによると、クリスティーズは当初、1億4000万ドル前後の落札を見込んでいたが、投資効果を見込んだ入札で価格が上がったという。
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