「写真を撮っておくと子どもは感謝する」。20歳で母を亡くした女性が、母と子の愛を撮るワケ

1枚の写真が、強烈に母の愛を伝える時もある。
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CAITLIN DOMANICO

母の気持ちを描いた映画や本はたくさんある。

でも、たった1枚の写真が強烈に母の愛を伝える時もある。

写真家のケイトリン・ドマニコさんは、そんな母と子の愛を、2007年から写真で残している。

きっかけは「母と赤ちゃんが発する親密な絆に惹かれたから」と、ドマニコさんは話す。「きっと自分の母の関係に大きく影響されたんだと思います」

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ドマニコさんの母は2003年、ドマニコさんが20歳の時に亡くなった。一緒にいた20年で、ドミニコさんは母からアーティストとしても親としても大きな影響を受けた。

自身も一年前に母親になったドマニコさん。10年間母子の写真を数えきれないほど撮影し、その間に授乳写真集を作ったり、友人の写真家と母親と子供の写真集を出版したりしてきた。

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写真を撮る時、ドミニコさんが大事にしているのは「細部」だ。

「おっぱいを飲みながらママのネックレスを掴もうとする手、お母さんが優しく赤ちゃんのつま先をなでる仕草、ママの髪の毛に赤ちゃんが手を伸ばし、指でからめ取ろうとする瞬間。私が撮影しようとしているのは、日々当たり前のように起こる、ちょっとした出来事です。でもその小さなことが、子供が成長するうちに一瞬で消えてしまうのです」

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親子の時間はあっという間に過ぎていく。ドミニコさんはお母さんたちに、子供が小さい時にたくさん写真を撮っておくことを勧める。

「写真は、子供が幼い頃の幸せな思い出が残します。私の写真を見て、もっと写真を撮ろうと思ってもらえたら嬉しい。服や髪型やメイクや体重なんて気にしなくていいんです」

「写真を撮って思い出をたくさん残してください。家族は、今のあなたが無条件に好きなんです。写真をたくさん撮っておくと、子供はいつの日か感謝するでしょう」

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ハフポストUS版の記事を翻訳しました。